国際福祉機器展(HCR)2019の報告

2019年9月25日(水)~27日(金)の3日間、有明の東京ビックサイトで開催された、第46回国際福祉機器展2019にて、WheeLog! のアピールをさせていただきました。Hirominさんからレポートをいただいたのでご紹介します。

2019年9月25日(水)~27日(金)の3日間、有明の東京ビックサイトにて第46回国際福祉機器展2019開催。

毎年12万人以上の来場者が訪れ、世界各国300社、団体を含めると500団体以上が集まるイベント。

今年は例年会場となっている東京ビッサイト東棟が改修の為、会場構成が違った影響もあるのか、来場者は10万人に留まったようです。

ここにWheeLog!が参加するのは今年で3回目。過去2回はテクノツール様のブースを使わせていただきましたが、今年は、株式会社モルテン様のブースにてWheeLog!チラシ配りとアプリやイベント等の説明。

初日10時に開場!と共にWheeLoggersのEnchanと株式会社モルテン様のブースにてWheeLog!コーナーの設営スタート。ロゴ入りのクロスと幟がインパクトあり美しい!昨年までは、チラシを角のポールに貼る程度でしたが、ビジュアル的に宣伝効果が出た上、WheeLog!に対する明るいイメージが醸し出されたと感じます。

モルテン様を目指して訪れた来場者の方々にもWheeLog!の存在アピールがきたのが幸いでした。

通路側に立ち、行きかう来場者の皆さまに、お声かけしながらのチラシ配り。普段オフィス内でPCに向かって仕事をしている私にとってはこの役目はかなりの緊張と戸惑いがありましたが、過去2回参加され、あっという間に何百枚配り終えてしまうWheeLoggersのshimazakiさんが今回は欠席、代表のYurikoさんがニューヨークへの大事な出張ということで、これは責任重大だと覚悟しておりました。

圧が・・・。(笑)

声だししながらのチラシ配り、受取りながら「知ってる!」と言ってくださる方、笑顔で受け取ってくださる方、興味持って立ち止まる方、受取足早に立ち去る方、笑顔で受け取らない方、知らん顔する方と様々で大変興味深かったです。

話を熱心に聞いてくだった方の中でWheeLog!を初めて知った方が、感心され「こんなものがあったら良いのにと思っていました。」や、「ベビーカー使うようになって初めて不便さを実感したが我々は期間限定だけど車いすユーザーさんは一生ですものね。自分だっていつお世話になるかわからない。広まってほしいし、紹介していきたい。」や「地元で福祉祭があるのでその時に紹介させてほしい」と、チラシを何枚も持っていかれた方がおりました。

その他、「自分の住んでいる、勤めている地域でWheeLog!街歩きイベントを開催したいのだが、どうすればよいのか?」という質問も多数よせられました。東京を始め、新潟、山形、大阪、栃木、富山・・・。まだあったかな?最近物忘れが・・・。

開催には準備や人脈も必要で、勿論お手伝いもいたしますし、ノウハウを伝授してご協力もいたしますが、スタッフが全て企画運営をやるわけでは無くご一緒に作り上げていくことを説明しました。

街歩きイベントが広まる=日本中にWheeLog!の痕跡を残せることにもなり本当に実現させていけたら素敵ですね。今後「この地域まだWheeLog!やってないのぉ~!」とビックリされる世の中になっているといいな。「ウィログる」という新語作りましょう!
https://www.wheelog.com/hp/walking

24時間TVで見て知りインストールはしているが、使い切れていない方で、使い方を教えてほしいとわざわざ来られた方もいらっしゃり説明にも熱が入りました。

Facebookで告知見ましたと来てくださった方、代表の織田友理子氏に会いたくて訪れてくださった方、私を間違えて「織田さんですか?」と聞いてこられ話始めてしまう方、いや~!本人御前にしたら雲泥の差でございます。大変お恥ずかしかった・・・。

と1日を通して心動かされる体験が刺激的でした。

残念ながら、前向きな質問や対応ばかりでは終わりません。だからこそ成長するのです。

アプリの存在も知っており、インストールしているが、使い切れていない方々が多かったこと。これは勿体ないですね。

使いきれていない理由としては、使用方法がわからない、調べるのは面倒。投稿の基準が不明。勝手にどこでも写真とって良いのか悩むし、わざわざ写真撮って良いですか?と聞くぐらいならやらない。せっかく写真を撮ったのに貼りつかない等々ご意見いただきました。

アプリ操作は当初私も苦労して何度も事務局に質問させていただいたのを思い出します。慣れもあるのですが慣れる以前で諦めてしまうこともあるようですね。

改善の余地はありそうですが、ユーザーが使いやすいもの気軽にできるものでないと、長期的な継続は難しいのかなと思う反面、質問内容のほとんどがホームページに掲載済であることを鑑み、WheeLog!に対する相当の愛をこめて車いすユーザーの実態や、アプリの必要性と汎用性をユーザーに広めることもWheeLog!存続には必要であると改めて感じた実態でした。

一日があっという間に終わってしまい、1000枚持ってきたチラシがまだ3分の2残っている・・・・。3日間の1日目にしては上出来だと勝手に思い込んでいたのでした。

2日目は他のWheeLoggersの仲間が頑張ってくれて私は仕事へ。

2日目もWheeLoggersがチラシ配りをしてくれました

いよいよ最終日3日目!朝いちばんで乗り込み。さて・・残りのチラシは??何枚だぁ?南無阿弥陀ぁ~?

とふざけているわけではなく、祈っていました。配り切れますよーに・・圧がかかって・・

あ、これはご存じの方だけが笑える「圧」です。(笑)

3日目スタートで、前日同様チラシ配りをしている中、取材に来られた方がおり、私ではなく師匠のYuichiさんが見事に対応してくださり、長時間熱心に語り合っておりました。

後日、福祉や医療など社会サービス全般の国内外の動向を幅広く報道する「シルバー新報」でWheeLog!を紹介していただきました。
http://www.silver-news.com/ps/qn/guest/news/showbody.cgi?CCODE=13&NCODE=817

そして!ブースを使わせていただいているモルテンスタッフの皆様が優しい笑顔で応援してくれるんです!本当にご協力ありがとうございます。ここで少し株式会社モルテン様のご紹介です!

画期的な新しい車いすを製作されており、「え?モルテンってボールの会社じゃあないのぉ?」と思った方!バスケットボールやバレーボール有名ですね。株式会社モルテン様はスポーツ用品の他、自動車部品、産業資材、そして医療・福祉機器にも進出しているモルテンブランドを掲げた企業なのです。

今回の国際福祉機器展では勿論福祉機器を紹介されており、ベットマットレス、体位変換器、車イス用リフトやクッション、スロープや手すりと様々な製品がある中、我々WheeLoggersにとって目を引いたのは、なんといっても「Wheeliy」というカッコいい車いすでした!アシスト機能付きのものもありデザインが魅力的な上、開発された空気圧を自動的に調整してくれるクッションの座り心地が良かったです。来場者の皆さまもWheeliy目指して訪れている方が多く見受けられました。

車いす、福祉機器繋がりで今後とも共に発展していけることを願い、本当にありがとうございました。今後とも、よろしくお願い申し上げます。

さて、3日目も終盤となり、蛍の光の曲が流れ始めました。その前に、実はチラシ全て配り終えており(すっごぉい!お手伝いいただいた皆々様のお陰です。)やり切った気持ちでかなり高揚しながら、忘れていたこと「あ!オリィ研究所、見に行ってない!」とWheeLoggersの、mikichanさんが迷わず連れて行ってくれました!もう片付け始まりそうな中、いらっしゃいました。ペルモビールの高価な電動車椅子に腕を組みながらなんと優雅に乗りこなしていらっしゃるではないですか!WheeLog!のCKOでもある吉藤オリィ氏。目線入力にて全ての操作ができてしまうテクノロジーを駆使した電動車いすを開発され、自ら乗り込み徹底的に研究に没頭している姿。重度障害者にとっても希望をもたらしてくれるでしょう。夢をもった高校生や学生からの質問にも優しい笑顔で受け答えされなんとも紳士な方です。

そんな黄昏に満ちた終盤でしたが、2日間通して感じたことは、「みんなでつくるバリアフリーマップWheeLog!」とは、単なるアプリとしてのシステム上の絵ではなく、様々な生きた人々が常に関りを持ち、実際に行動して初めて成り立つ心のこもった地図だということ。誰かが誰かの助けになっており相互作用により人々の繋がりを密にするれっきとしたコミュニケーションツールです。「車いすでも決してあきらめない」をモットーにITを使いながら生きた人間同士が助け合えている理想社会がそこにはあります。

勿論、アプリの操作方法やイベント開催の方法も大切なのですが、それ以上にこの理想社会の中で自分をどう生かせるか?誰かのためにどう役立っていけるか?を考え形にしていくことが重要で、その思想の上にアプリの使い方や投稿の仕方が自然と乗っかるものだと感じました。

この度、様々な学びを得られ貴重な出会いにも恵まれました。この機会を与えてくださり感謝いたしますと共に今後とも「みんなでつくるバリアフリーマップWheeLog!」をよろしくお願いします。

最後にお手伝いいただいたWheeLoggersメンバーです。(敬称略)             

1. irubi
2. eichan
3. Enchan
4. Meg
5. makky
6. yuichi03
7. mikichan
8. kako
9. Yuichi

その他、後片付けで車を出していただいたyokayoさん、ユーザーさんとご一緒されたヘルパーさんにもご協力いただきました。

皆様本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございます。

執筆者:Hiromin