MIT Solveを終えて

先日無事にニューヨークから帰国しました。皆様には MIT Solveの投票でたくさんご支援いただき誠にありがとうございました。今回の申請は100カ国以上から1400団体のプロジェクトが申請されたようです。そんな中から61団体が選ばれ最終ファイナリストとしてピッチをしました。

20名近くの審査員の前でピッチをし、10分間の質問攻めにあう事前審査。精神的な負荷が相当なもので、実際に61団体のうち、一つの団体は最後までピッチをやり切ることができず棄権されたとも聞きました。

そんな時にめげないでいれたのは、今回たくさんの方に投票の協力をしていただいたからです。わざわざ長文のコメントをつけてご友人に投票のお願いを呼びかけてくださった方々。心からの応援に応えていきたいと踏みとどまれました。今回は残念ながら投票で1位を逃しましたが、日本から1290票もの獲得は快挙です。1位をとった団体の方々と話をしましたが、あまりに私たちが頑張るので最後の三日間街頭でキャンペーンを実施したと笑ってお話しされていました。

結果的には二つの賞をいただくことができました(受賞の詳細はこちら)。この賞は自分たちのプロジェクトにマッチしているアワードに対して自分で申請するのですが、二つのアワードに申請しておいたのです。それが二つとも受賞させていただくことになるとは思ってもいませんでた。

投票や申請書やピッチなど総合的に判断した結果、WheeLog!は本当に本当に高い点数をいただいたそうです。ただただ最終選考に残ってファイナリストに残れたらいいな、できることならMITのコミュニティに入りたいけれど、きっと私の語学力では難しいだろう、でも最後までやりきらないと。そんな思いで臨んだ最終ピッチにおいて、心の片隅にもなかったような素晴らしい結果を残すことができたのは、本当に本当に皆様の応援のおかげです。

これから9ヶ月間 MIT に支援を受けながらWheeLog!プロジェクトを推進していきます。多方面からアドバイスを頂けることになっています。このバリアフリーマップをアメリカで本格的に展開していくために、アメリカでの街歩きイベントや日本語・英語版の著書出版など、たくさんのアイディアを頂きました。世界展開への確かな足がかりをいただくことができました。

「語学は21世紀のパスポート」と高校時代に聞いていたものの、高校は部活に、大学は会計の勉強ばかりしていて、英語など必要ないと本腰入れて勉強したことがありません。お恥ずかしながら、 高校一年生の6月に英検準二級の合格して以降、TOEIC も TOEFL も受けたことがありません。そんな私がこのバリアフリーマップを世界で展開していきたい、と志すことなど本当におこがましいと、ピッチ前のニューヨークでは自分の英語の出来なさを痛感して打ちのめされていました。本番直前まで読む原稿の内容が変わるため、暗記できずに本番では原稿を読む始末だったのです。

ピッチ直前まで英語の練習

でも、それでもこのバリアフリーマップを日本だけではなく世界に広めていきたいのです。どこの国に生まれたとしても車椅子で少しでも困ることを減らしていきたい、情報の格差を減らしていくこと、心のバリアフリーが広げていくこと。車いすでもあきめない世界をつくる。障害や難病抱えていたとしても、どこの国に生まれたとしても、少しでも生きやすくなるために。それがWheeLog!の最終的な使命だと思っています。

皆さんと共につくっていきたいです。

山本未生さんと

最後になりましたが、この度の英語申請におきましては、川村様に多大なご協力をいただきました。また、ピッチでの質疑応答では、十分に答えられないことが想定できたため、一般社団法人WIT代表山本未生様に現地にて通訳をしていただきました。山本様におかれましては、来年の5月まで続くこのMIT SolveのWheeLogチームの一員として参画していただくことになりました。

このように多くの方にご支援いただけたことを心から感謝しております。

一般社団法人WheeLog代表
織田友理子

ピッチ動画はこちらから