OT×WheeLog! in 徳島 開催しました!!

2019年5月26日に徳島で「WheeLog! in 徳島」街歩きイベントが開催されました。イベントを主催されたWheeLoggersのmittyiさんからレポートが届きましたのでご報告させていただきます。

OT×WheeLog! in 徳島 開催しました!!

日時 5月26日(日)10時30分~16時30分
会場 阿波おどり会館 4F第一活動室
主催 一般社団法人徳島県作業療法士会
後援 一般社団法人WheeLog
協力 阿波福祉介護サービス滝本義肢製作所
※今回体験用の車イス5台を貸し出していただきました。ありがとうございます。

【やりたい!から開催まで】

WheeLog!歴、約1年、徳島生まれ、在住のmittyiと申します。文章が苦手なので、写真多めでレポートさせていただきたいと思います。

私とWheeLog!の出会いは、2018年4月に大阪で開催されたWheeLog! in 大阪梅田に恐る恐る参加したことでした。

私自身はSLE(全身性エリテマトーデス)のために半年ほど車いすを使用していた時期があり、現在も外出時は杖を使用しています。

引きこもりの私が、一大決心で参加した(笑)大阪での街歩きが、本当に楽しく、これは徳島でどうしてもやりたい!!地方だから、車社会だから、、、だからこそ、是非やってみたい!!その一心でしたが、やりたい!と思ってはみても、家→職場の往復のみの引きこもり生活ではどうしたらよいのか、まったく先が見えませんでした。いろんな方に相談したりお話をきいたり、行政機関に相談に行ったり。模索する日々が続きました。

そんな中、とある県主催の研修会で一般社団法人徳島県作業療法士会の秋山さんをはじめとする仲間と運命の出会いがありました。みんなが暮らしやすい徳島、共生できる社会を作りたい!架け橋になりたい!そんな目標、理念を共有できる素敵な仲間です。是非やろう!ようやく企画が始まりました。そして、話し合いの中で、作業療法士さんの想いとWheeLog!の想いが見事に重なり、晴れてOT×WheeLog!として一般社団法人徳島県作業療法士会さんに主催していただくことになりました。

日程、会場を決めたあとは、WheeLog!事務局のみなさんにも入っていただき、直前はオンラインでのMTGを重ねて準備を進めました。

【そして、ついに当日】

本当に参加してくれる方、集まるのかなぁ、、、という不安の中、「いやぁ、県民のんびりだからなぁ(県民あるある)。間際にならないと予定なんか決まらないし(笑)、当日は他のイベントとたくさん被っているし」などと、直前のMTGまでのんびりとしていましたが、地元徳島新聞にイベント告知記事を掲載していただいたこともあり、結果25名(うち車イスユーザー4名、小学生2名)に参加していただくことができました。

開会のあいさつにつづき、アプリ説明、そしてWheeLog!代表の織田友理子さんにもオンラインで参加していただきました。

アプリ説明はWheeLoggersのYuichiさん。

さぁ、街歩きにいざ出発!

各班、ミッションを選んで会場を後に街へ繰り出します。

徳島市内を満喫しよう!!運営メンバーでアイデアを出し合ったご当地ミッション!

A班

「大判焼き(あたりや)を購入してそごう屋上で食べよ!」

徳島県民ならきっとみんな知ってる?!大判焼きと言えばここ。徳島新聞の二宮記者も一緒に歩いてくれました。

B班

「しんまち音楽祭と徳島マルシェで記念撮影せよ」

一番の大所帯班となりましたが、いいチームワークでマルシェを堪能。マルシェで買ったおやつ、、、美味しそうですねぇ。

C班

「ひょうたん島クルーズに乗れ」

車イスのまま、乗船できます!みんな同じ目線で風を切る!!ナイトクルーズも実はおススメです(阿波踊り期間)気持ちよさそうですね。乗船料は一人300円(保険代)です。

D班

「徳島ラーメンを堪能せよ@いのたに」

私はD班で一緒に街歩きへGO!午前中はNHK徳島放送局の六田記者に同行していただきました。

阿波踊りで藍場浜演舞場に一番近い公衆トイレ、さてちゃんと使えるかな?

徳島ラーメンの人気店、「いのたに」は、日曜日のお昼時ということもあり、たくさんの方が次々と並んでいました。

食券を購入し、少し待ちましたが無事ラーメンが運ばれてきました!店員さんも「今、こういったイベントやってるんですよ!」「県外の車イスユーザーさんもすごく興味持ってるんですよ!」とお伝えすると、「それはうれしいね!来てほしいね~」とおっしゃってました。

さて、ラーメンも堪能した後、、、、「暑い!」当日はなんと5月にして猛暑日。その時、メンバーから「バスに乗りませんか?」と声が上がりました。

車社会の徳島、実は私自身が車イス使用時にどうしてもチャレンジできなかったバスに今回の街歩きで挑戦してみたかったので、驚きとともにうれしく「乗ろう!!」とバス停へ。

車イス二台、、、止まってくれるでしょうか??運転手さんの表情見るのが怖いなぁ。

実際には、運転手さんがスロープを出し、車内へ押し入れたあと、車イスをしっかりと固定。ちょうど、2台乗ることができました。

その間5分ほど。先に乗車していたお客さんも温かいまなざしで待ってくださり、徳島駅前までの、10分かかるかかからないかの短いバス旅。でも、こうやって乗れるんだ!ということが分かりましたし、なにより降車するときには運転手さんも笑顔で、なんだかとっても頼もしく、テキパキと誘導してくださいました。介助者なしでもこうやって乗れるということは、車イスユーザーさんにもまた1つ選択肢が増え、外出するきっかけになってくれればいいなぁと思います。

(わがD班は、この「電車orバスに乗る」を達成したため、結果ビンゴゲームでは1位となることができました。)

市内はノンステップバスが多く、安心して乗れますよ!!https://www.city.tokushima.tokushima.jp/bus/nonstep_bus.html

その後は、玄関口、JR徳島駅構内のトイレを調査。

普段、ユーザーさん以外はまず開けることのないであろう、車いす用(多目的)トイレ。一見すると、「手すりもあるし、広そうだし、、、。大丈夫なんじゃないの?」と思うのですが、いざ、実際にユーザーさんから「このドアは重いし、一旦開けた状態で止まってくれないと、中に入れない」、とか「電気や鍵の位置が高すぎると、手が届かない」など、具体的に教えていただくと、「なるほどなぁ」とみんな真剣に聞きいっていました。今回、たくさんの車イス用トイレを調査してみましたが、せっかくあっても使いにくかったり、そもそもトイレに行くのにバリアがあったり。

もっとユーザーさんも街に出て、そして使って、足りないところがあれば声を上げていくことも必要だね、と話し合いました。トイレ問題、ある意味奥深すぎて永遠のテーマかも、、、

どういったところに問題があるのか、実際にユーザーさんに教えてもらうと目からうろこ。

その後、おやつを買って、更に徳島マルシェも制覇したところで、最年少メンバーからの希望もあり、C班がチャレンジしている「ひょうたん島クルーズ」に行ってみることにしました。乗り場、降り場も車イスのまま進め、船も車イス2台そのまま乗っても楽々!操舵しながらのスタッフの方の案内も素晴らしいです。

時間いっぱい、徳島の街を楽しんで、遅刻なしで会場へ戻りました。

振り返り~各班発表

なんと時間内に4班とも無事にそれぞれのミッションを達成し帰ってきてくれました。

ビンゴゲームの採点の後は、各班で今日1日を振り返ります。

〇車イス用トイレをやっと見つけても、そこへ上がるエレベーターがない
〇歩道が斜めになっていたり、意外と坂があったり、段差も多かった
〇信号が思っていたより短く、横断歩道を渡り切れるかとても不安だった
〇知らない人の目線、視線がとっても気になった
〇車イスでも入れる入り口を探していくと、かなり遠回りになっていた
〇コンビニ店内が狭かった 商品も取りにくい
〇車イスに乗っていると、話している声が聞こえにくかったり、前や後ろから来る人の動きがこわかった
〇スロープがあっても角度がきつく、押してもらってもあがれないところがある
〇店員さんがいろいろと配慮してくれた
〇目的地まで行ってみないと、入れるかどうかわからない。アプリに情報があれば便利

普段は何気なく通ってしまうこんな少しの段差も、まっすぐ上がれなかった、、、

皆さん、1日の出来事を思い起こしてどんどん自分の想いを語っていきます。

大幅に時間を延長し、みんなで書き出した気づきポイントをまとめていきます。

話しても話しても、話し足りない!?

各班から一人代表者がそれぞれの街歩きと、まとめを発表してくれました。

ビンゴゲームの行方は!?そして各賞の発表!!

寂しかったWheeLog!アプリの情報も増えました!!これで安心して阿波おどりを楽しみに来てほしいです。

参加してくださった皆様、お手伝いしてくださった皆様、たくさんの方々のご協力、応援があり、今回徳島で開催することができました。本当にありがとうございます。

車社会、地方都市、人口減少、高齢化。だからこそこれからもWheeLog!街歩きイベントを実施して「知らない」ことをみんなで協力し合いながら「知り」、お互いを「知り合う」ことでもっともっと暮らしやすい、みんながもっと街に出て楽しめる、素敵な徳島にしていきたいと思っています。今回、1日を通して、参加してくださった一人一人が、ハード面のバリアだけれなく、心のバリアについても、感じ、考えてくださったようです。

今回見つけ出した「課題」を一人一人が意識して行動していくことで、きっと変えていける!そう確信した1日でした。

今後も徳島をはじめ、四国4県で開催したいと思っています。みなさんも、地方からもぜひ発信していきませんか?

この笑顔が参加してくださった方の、「次」につながりますように、、、
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