みなさま、はじめまして。秋田県秋田市在住、「NAOのたまご」代表の佐々百合子と申します。本業は福祉とはかけ離れた、「弁理士」というそれなりにお堅い仕事をしています。

 

2018年4月22日にWheeLog! まち歩き in かくのだてを開催いたしました。ので、その開催までの経緯とご報告をさせて頂きます。

 

イベント開催に至るまで・・・

さてさて、WheeLog!のCEOの友理子さんと出逢ったのは、胎盤剥離による低酸素性脳症の後遺症で重症心身障児となったわが子の子育てに苦難している頃でした。彼女の女神のような笑顔と励ましに救われた思いでした。

そう、私はそれ以来の友理子ファン倶楽部メンバーです。

その後、色々とあり・・・。長男が2歳3カ月で亡くなったのちに立ち上げたのが、NAOのたまごという任意団体です。重い障害を持つわが子を育てている中で感じていた様々な不安が少しでも解消される社会にしたいという想いからです。

そして、友理子ファン倶楽部メンバーとしては、ぜひとも彼女の講演を聴きたい・・・ということで、2016年にいらしていただいたこともあります。

詳細はこちら

↓↓↓

http://naonotamago.wixsite.com/home/nao-challenge4-1

 

そんなこんなで、まだ「WheeLog!」という名前も決まっていない、みんなで創るバリアフリーマップをつくるプロジェクトがスタートしたころから、ずっと応援し続けています。

ですから、秋田でもWheeLog!のまち歩きイベントをやりたいな~という想いはずっと持ちづづけていました。

NAOのたまごの活動を続ける中で出会った方にWheeLog!の事を話ししたところ、1つ返事で、「楽しそうですね! せっかくやるなら、桜のシーズンの角館で開催しましょうよ!」と言われた軽い一言にうかつにも乗せられて、土地勘のほとんどない角館での開催が決定しました。

今まで幾つかのイベントを開催してきたNAOのたまごですが、WheeLog!イベントの開催は初めて。アプリも知っているし、少し使ったことはあるけれど、説明できるほど知り尽くしてはいない・・・。そんな状態からのスタートでした。

今まで開催してきたイベントの様子をチェックし、どんなイベントにするかを考え、やはり健常者の車椅子体験は外せないという事で車いすを確保しました。また、集合場所になる車椅子の方でも出入りしやすそうな場所を予約し、車中心の移動手段の秋田県で、車椅子ユーザーを集めるために、会場近くの駐車場を確保しました。

と書いてしまうと簡単そうですが、この辺りの手配はとても大切です。ここが成功するかどうかのポイントかも?!

そしてもう1つ。事前のアプリのインストールのアナウンスも。

当初、アプリの使い方の説明をどうするかと悩んでいたのですが、運よく織田夫妻が当日参加してくださることになり、一安心。さらに、WheeLog! CTOの伊藤氏も参戦という思いも欠けない最強メンバーが揃いました。

 

そして当日は

当日のお天気は快晴。参加者34名。今年の桜の開花は少し遅めでした。

友理子さんのWheeLog!に込めた想いの説明からスタートし、アプリの使用説明を洋一さんが行い、各グループでアプリを使いこなせる状態になったことを確認して、出発しました~。

観光シーズンに突入した角館でのイベントでしたから、今回のミッションは、お昼を食べて帰ってくること、1つに絞りました。

実は、34名中、子どもが10名もいるという非常にグループ分けのしづらい構成でした。グループ分け成功の秘訣は、学生さんを各グループに振り分けることです。これは、アプリを使いこなす上でも大切なポイントかもしれません。

 

まち歩きを終えて帰ってきたメンバーの表情を見ると、あ、イベント上手く行ったなぁ~という事がすぐに感じ取れました。

車椅子の楽しさ不便さ、目線の違いなど、それぞれに色々と感じた一日でした。

でも、また朝からやり直したいぐらい楽しかった~なんて子どもの声も聴けて嬉しい限りです。

角館は昔からの武家屋敷で有名な街。歴史的建造物のため車椅子の方が入りやすいように改修などしたくてもできない場所もあるのが現実。

今回は時間的な事もあり武家屋敷に入ったグループはありませんでしたが、中にはスロープを用意してくれている武家屋敷もあるそうです。屋敷内まで入れなくても、人によっては、お庭を楽しむことも出来ます。

またエレベーターで上に上がれる食事処もあれば、昼食の為に車椅子の人は1階で他の方は2階でとグループを分かれてはどうかと丁寧に提案してくださったお店もあったとか・・・・。こんな、心のバリアフリーも大切にしたいですね。

街を歩いているだけでも雰囲気を楽しめます。大切なのは、バリアを探して不満を言うのではなく、そこを楽しむこと。

今回は、観光客で賑わっていてトイレの内部の写真が取れませんでした。その土地の人が日常の生活の中でこのアプリを使っていく、それが、その街に来る車椅子ユーザーなどの助けになる、これが何よりこのアプリのいいところだなぁと実感しました。

行政などが個別に作るバリアフリーマップもいいけれど、せっかくこんないいアプリがあるのだからもっと多くの方に知って欲しい。そのために、一緒にアプリを使って楽しむイベントをする。ぜひ、全国での自主的なイベントが広がっていくことを願っています。

  

何もなかった角館のまちに、一日でこれだけの情報が集まる、しかも楽しい、それがWheeLog!のまち歩きイベントです。

またみんなで歩きたいな…。次は、秋田市で開催・・・かな??